医療法人同仁会 社会福祉法人ちづる会鳥居クリニック

脳神経内科//パーキンソン病

更新:2025年9月18日

🌿 パーキンソン病とは

 パーキンソン病は「手足が震える」「動きが遅くなる」「歩きにくい」といった症状が出てくる病気です。

脳の中で運動を調整する神経の働きが弱まることで起こります。

発症は中高年以降に多く見られますが(1000人に1~1.5人、65歳以上は100人に1人)、早めに治療を始めることで、生活の質を保ちながら過ごすことが可能です。

 

 

主な症状

  • 手や足のふるえ(安静時の震え)
  • 動作がゆっくりになる(動作緩慢)
  • 筋肉がこわばる(固縮)
  • 歩き出しにくい、歩幅が小さくなる(すくみ足)
  • 顔の表情が少なくなる(仮面様顔貌)

こうした症状は「年のせいかな」と思われがちですが、実はパーキンソン病のサインかもしれません。

 

早期受診の大切さ

 パーキンソン病は進行性の病気ですが、早い段階から適切な治療を行うことで、症状を和らげ、日常生活を長く快適に過ごすことができます。

薬による治療やリハビリを続けることで、動作や生活のしやすさが大きく変わります。

 

当院でできること

  • 問診、神経診察、画像検査
  • 症状に合わせたお薬の調整
  • リハビリや生活指導のご提案
  • ご家族へのサポート

ひとりひとりの症状や生活に合わせて、無理のない治療を一緒に考えてまいります。

「もしかしてパーキンソン病かも?」と不安を感じたら、専門性が高く脳神経内科の受診が望ましいです。

どうぞお気軽にご相談ください。早めの受診が安心につながります。

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