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更新:2023年9月27日
ストレートネックという言葉を最近よく耳にします。
ストレートネックとは現代人に多い特徴とも言える症状です。
ストレートネックはパソコンやスマートフォンが普及した現代おいて、無理な姿勢で長時間作業をすることで、慢性的な血行不良に加え、頸椎(首の骨)の緩やかな前方の弯曲が無くなり、首がまっすぐになってしまう症状のことです。
典型的なストレートネック ストレートネック気味
正常な首
一般的に頸椎の弯曲角度は30~40度が標準なのですが、近年30度以下の人が増えているのです。このように弯曲角度が浅くなっている状態を「ストレートネック」と呼んでいます。
最近、肩こりがひどい、頭痛がひどいといった症状はもしかしたらこのストレートネックが原因かもしれません。
ストレートネックを放っておくと、脊柱管が狭くなり頸部脊柱管狭窄症(けいぶせきちゅうかんきょうさくしょう)になる場合があります。
この頸部脊柱管狭窄症は、本来加齢により筋力の衰えた首が変形して発症する症状ですが、最近の調査によると、ストレートネックが悪化することによって起きるため高齢者のみならず若者にも増えているとのことなのです。
頸部脊柱管狭窄症の症状は、慢性的な肩こり首の痛み手のしびれ、少しの動きで痛みが出たり、握力が弱くなったりします。
そうならない為にも早めの受診、治療をお勧めします。