成長痛について

2021年3月1日

一般に『成長痛は成長期に骨が伸びているときに痛む』と思われているようですが、はっきりとした医学的根拠はありません。骨、関節、神経等に明らかな問題がなく、原因不明の主に下肢(足首、ふくらはぎ、すね、ふともも・・・)に一時的な痛みを訴える症状を成長痛として広く診断されています。

当院でも他院で成長痛と診断を受け、痛みが改善しない等のためセカンドオピニオンとして受診されるケースがあります。その訴えは成人の痛みとなんら変わりなく、ほとんどの場合その原因は筋性疼痛であることが多く、適切に対処すれば早期に改善していきます。

特にクラブチーム等でスポーツをしているお子さんは、成長痛を理由に長期に安静を強いられてしまうケースもあるようですが、適切に対処すれば早期の改善も可能ですので、一度受診されることをお勧めしています。