子どものロコモ症候群について思うこと 3     PTh

2018年7月4日

子どもの運動器の障害について考える中で、食事の影響も少なからず関係しているように思います。

今の子どもは食べることに対する欲求が少ないようです。僕らは学校から帰宅して母親の顔を見ると

「腹減った 何かない?」遊びに出かけて帰ってきたら「腹減った 何かない?」家にいて退屈だと「腹減った 何かない?」と

食べることばかりを要求していた記憶があります。今の子どもにお腹が減った時の記憶を聞くと、学校の給食前の

授業中11時頃(きっと退屈なんだろう)と答える子どもが多く、それ以外でお腹がすくことは少ないようです。

またゲームなど何かに集中している間はお腹がすくこともなく、食事の時間を削ってまでゲームなどに興じる子ども少なくありません。

子どもの食事が不足すると体の成長の妨げになることは言うまでもなく、運動器の構成要素である骨・関節・筋肉・・・・に対する影響もあります。

特に運動(トレーニング)をするようになると更に食事の量や質の不足が発生し、成長の障害や運動器の障害を引き起こします。

また、せっかく運動(トレーニング)してもその効果が得られない場合も発生します。

そういった状況にある子供に対しては毎週同じ時間に体重を測るようにしています。すると成長期でありながら体重が減少し続けたり、何ヶ月も体重が増えないことが

確認できたりします。運動器の障害の予防や治療としても、運動(トレーニング)の効果を上げるにしても食事を大事にする必要があります。

先ず食事が上手に摂れているかの効果判定としては週1回の体重測定が簡易でお勧めです。体重の減少やあまり増えない状態が続くようなら

病院や診療所の管理栄養士に相談することをお勧めします。