子どものロコモ症候群について思うこと 2     PTh

2017年9月30日

平成28年度から小中学校の運動器検診が始まり、当院にもたくさんの児童さんや生徒さんが来院するようになってきました。

以前から子どもの運動器の障害(子どものロコモ症候群)について問題視されてきましたが、その掘り起しが少しできてきた状態です。

来院されるお子さんの親御さん達は、すでに何かしらの異常を感じていたケースがほとんどで、とはいえどうしていいか分からず、

その子の体質(生まれ持った特徴)だったり、今時の子どもの特徴として理解しようとしてしまうようです。

周りの友達にも、体が硬かったり、姿勢が悪かったり、歩き方がおかしい様なお子さんがたくさんいて、親御さんたちの会話の中にも、

「うちの子姿勢が悪くて・・・」「うちの子もそうなの・・・」といった具合に、異常と思えにくい環境になってきているのも確かです。

しかしながら、この状態を放置すると運動が苦手できらいになったり、体育で怪我をしたり、運動会の練習や耐寒マラソンでどこかしら痛くなったり、

中学で部活動を始めて故障をしたりと大変なことが次々と起こります。

また、クラブチームや部活動でがんばって練習しているのになかなか成果がでない原因になったりもします。

早い段階で障害を改善しておくことは、それらの予防もさることながら、成長の異常や変形を防ぐにも非常に重要です。

この先70年も80年も使う体ですから十分に注意をしておきたいところです。